
静音マシンの代わりに菱錐
ここでは静音対策で静音マシンを作ったものの、今は菱錐を使ってレザークラフトを楽しんでいる理由や感想を紹介
静音マシンから菱錐派へ
集合住宅でも真夜中でもレザークラフトを楽しみたい。
そうすればもっと満足いく作品が作れるはず!!
そんな気持ちが日に日に大きくなりました。
私の中では静音マシンを作れば 縫い穴レベルが向上し、縫い穴の悩みが解決?するような気持ちになっていました。
加えて作品のレベルアップも期待できると根拠のないワクワク感で楽しみにしていました。
結果 朝でも夜中でもレザークラフトを楽しめるようにはなりましたが、静音マシンを使って革に縫い穴をあけてみて気づきました。
イメージしてたのとはなんか違う。
静かに穴をあけられるんですが 1番大きな問題は縫い穴がイマイチ。。。
求めているクオリティとは違います。
昔なら菱目打ちを叩くのが下手なんだろうと反省する気持ちがありました。
ただ今回は静音マシンに目打ちを垂直にセットし、同じストローク、同じ力で穴あけしています。だから期待しちゃったのですが、思ったよりも綺麗な穴にはならなかったんですよね。。。 これって菱目打ちのせいかな?!
もっと高い菱目打ちを購入して、菱目の刃を上手に研げば別物になると想像はできるんですが、購入するお金も 刃を仕立てる時間も技術もありません。
もしも高い菱目打ちを買ったとしても 菱目、ヨーロッパ目の違い、ピッチ間隔の違う各目打ちの1本1本を全て同じように仕立て 手入れするなんて私にはできませんし、時間的にもしたくありません。
もしそこまで道具に接する時間があれば作品作りにあてたり家族サービスにあてたいです。。。
そう考えると刃が多数ある目打ちよりも 1本の菱錐の方が刃の手入れもしやすいし 騒音対策ゼロになるので 菱錐派の方に気持ちが一気に傾いてしまいました。
さっそく試しに持っていた菱錐で穴をあけていくと 思ったよりも上手に縫い穴を作る事ができます。
1つ1つあける行為が大変そうに思えたのですが 下手ながら楽しめました♪苦ではありませんでしたよ♪
その後ピカールで刃先を磨いて縫い穴をあける。

するとどうでしょう?!今までにないヌッとした感じでスムースに穴をあける事ができました。気持ちいい感覚♪
これまでのハンマーで叩いてあけた縫い穴、静音マシンであけた縫い穴とは違いますし 表裏の縫い目(ステッチ)もきれいです♪
部厚い革とかは特に違いが分かりやすくていいですね♪もちろん騒音はゼロですし力もいりません。
こんな事なら静音マシンを使わないで 今すぐにでも菱錐の使い方をマスターしていきたいという考えになってきてしまいました。
ただ作品では綺麗な縫い穴を一定の間隔であけていかないと使い物にはならない。。。
目印の大切さもありますが、どのように均一な目印を作っていくかは練習あるのみそうですね。
【菱錐に関連するページ紹介】

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