ここではUVレジンを使った刻印作りを紹介します。
はじめてUVレジンを使ったレザークラフト用の刻印づくり&不器用なのでお見苦しい点などがあり申し訳ないです。。。
今回 作った刻印は 残念なレベルなので最下部で紹介しています。
※UVランプは誤った使い方をすると人体に有害です。取り扱いはしっかり取説を見て細心の注意を払ってください。
▼ 今回 使用した機材

使用したもの一覧
UVランプ:リュミエラ【CX111S】36W:1,580円
UV用レジン:ハード・クリアタイプ:1個5g 100円を3個
シリコンシート:100均
コンビニプリント:コピー代10円
手作りラミネートシートA4:100均
熱収縮プラスチック板:100均
UVレジンで刻印ができる原理
UVレジンはUV(紫外線)に当たると硬化するプラスチックです。
UVの強さや量によって固まり具合が変わりますが、透明な部分は紫外線を通すので固まり、黒い部分があるところは紫外線を通さないので固まらない特徴があります。
この仕組み(黒と透明部分)をデザインシートに採用して凸凹を作って刻印を作ることができます。
デザインシートの作り方
刻印デザインにあわせて黒と透明で作る必要があります。※黒色が薄いとUVは透過してしまうのである程度の濃さが必要です。
※顔料インクに対応しているOHPフィルムは少ないです。
※縮むと黒色が濃くなりますがレジンとくっつくので×
UVは太陽の光でもOKですが強さ・時間をコントロールしにくいのでネイルなどで使うコンパクトなUV照射機を利用するのがおススメです。
UVレジンを使った製作流れ
- デザインを作成
- USBメモリに保存する
- コンビニで印刷
- 手作りラミネートの粘着面に印刷面を貼る
- 流水で紙部分を流す(印刷面が粘着部分に残る)
- ラミネートする
- 黒を濃くしたいので重ねる
- 最小限に切り取る
- 型に合わせてレジンを流し込む箱をつくる
- 底部分のレジンを入れる
- UVを照射する
- 第1段のレジンが固まったのを確認
- 第2段のレジンを流し込む
- その上に型紙をおく
- UV照射する
- 取り出して状態確認
- 枠から取り出し、固まってない部分を除去する※素手は厳禁
- 念のため全体をUV照射し全体をしっかり固める
難しいと感じたところ
UV照射器の調整

購入時の状態ではUV照射すると上からだけなく、斜めから、内部で反射し横から下からも反射するなど大げさに言えば360度あらゆる方向からUVが照射される状態です。この状態でレジンの上にデザインシートをのせてUV照射すると真上以外からも照射されるので余計な部分まで固まってしまう。

だから斜めの2本のランプを抜き(写真はすでに抜いている)、内部の反射板も黒紙で覆って反射しないようにして真上からのUV照射だけにするようにする。
抜いた2本は将来 ランプがきれた時の予備として保管しておきましょう♪
刻印を作った感想

大きな間違いがあるのかな?想像以上に難しかったです。
残念ながら使えるレベルには達しませんでした。
またこの方法だと文字は苦手そうですね。。大きな図形ならと思いますが・・・匂いも苦手…

時間もお金もかかるし、技術的にも何度か練習したら上手に作れる自信が無かったので この1度きりしか挑戦していません。
ちなみにこのサイズの刻印を作るのに100均で売っているレジン(5g)を3本使いました。時間は結局デザイン作成後40分位かかりました。(コンビニ印刷時間は除く)
UVで刻印を作るのは難しい。最初は簡単なモノから練習すればよかったかも?!